第37回 永平寺大灯篭ながし

永平寺町夏の風物詩、恒例行事である「永平寺大灯篭ながし」が8月24日、同町の九頭竜川永平寺公園で開催されました。

日本夜景遺産にも選ばれており、先祖の供養や感謝の気持ち、願いを込めた約1万基の灯篭が川面に光の帯を作りだす光景は、心に残ります。

毎年8月お盆送りも過ぎたころに開催される「永平寺大灯篭ながし」。灯篭流しは、お盆に家に迎えた先祖の魂を送り返すための、火をつけたロウソクを海や川に流す行事、お盆の送り火の一種です。

「永平寺大灯篭ながし」では、灯篭を流す前に、会場に設置された祭壇で、曹洞宗大本山永平寺の雲水らによる読経が行われ、先祖の魂を供養します。

今年は能登半島地震をうけ、被災地の復興と、被災者への追悼も願われました。

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