團助

歴 史

鎌倉時代、道元禅師によって創建された曹洞宗大本山永平寺。33万平方メートルにも及ぶ広大な敷地では今も修行僧たちが座禅と読経の日々を送っています。
曹洞宗では食事も重要な修行のひとつであると位置づけ、精進料理とは日々の修行や努力、邁進によって出来上がっていくものを意味しています。
團助でもこうした教えに則り、変わらぬこだわりと伝統を受け継ぎながら、日々精進し続けています。

團助

大本山永平寺御用商

肉や魚を用いない精進料理において、胡麻は修行僧の貴重なたんぱく源として様々な料理に活用されてきました。中でも胡麻を擂ることから始まる胡麻豆腐づくりは、手間を惜しまない“もてなしの心”の象徴とされ、今も修行僧達の活動の源として食され続けています。
團助は御用商の認証を授かり、御本山の恩恵を受けながら、日々の商いを営ませていただいています。

團助

商品紹介

團助の看板商品『白ごまどうふ』、『黒ごまどうふ』、『金ごまどうふ』をはじめ、胡麻の量を2割増量(従来品比)した『濃厚ごまどうふ』や、あずきあんを使用した『スイーツごまどうふ』など、多彩な商品を揃えています。
また、製造直営店でしか味わえないプレミアムな商品もございます。
吟味した素材を使い、昔ながらの製法で丁寧に作る本物の胡麻豆腐の美味しさをぜひご賞味ください。

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團助

贈答品

お中元やお歳暮、法事・慶事の手土産にも最適な贈答品を種類豊富に揃えています。
團助自慢の胡麻豆腐詰め合わせをはじめ、郷土の銘米コシヒカリを使用した『禅がゆ』や、石臼挽きそば粉で打った『永平寺そば』との組み合わせなど、50種類以上の商品をラインナップ。
また、團助の味をご家庭でも味わえるよう、ご自宅用の商品も取り揃えています。
商品カタログも無料発送しておりますので、ぜひお気軽にご利用ください。

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選び抜かれた至高の素材

胡麻豆腐の原材料は「胡麻」「葛」「水」の3つのみ。これらの素材をとことん吟味し、手間を惜しまず作り上げるのが團助の胡麻豆腐です。
時代が変わる中で様々な選択肢が生まれ、便利な技術が開発されても、ただ昔から受け継がれる製法と素材で変わらないものを作る。
シンプルだからこそ妥協を許さない素材と技が、胡麻豆腐本来の美味しさを生み出しています。

豊かな香りとコクを
引き出す『胡麻』

胡麻の風味を引き出すため程よく煎った後、さらにペースト状(液状)にする工程を3回繰り返し、極めて細かく仕上げることで味に一層コクを与えます。
胡麻は煎ることで風味が増し、香ばしい香りが引き立つほか、擂ることでさらに香りが増します。
また、胡麻は粒のままでは消化の悪い食品ですが、ペースト状に擂ることで消化吸収に優れ、栄養成分の吸収率も高まります。

“白い金”と称される
希少な『葛』

国産の葛の根を何度も何度も冷水にさらし、あくとり作業を数十回繰り返すことで次第に純白の澱粉が沈殿していく、本葛づくりの工程。
こうした『吉野晒し』と呼ばれる昔ながらの製法で作る本葛は、別名“白い金”と呼ばれ、古来より不老長寿の妙薬として珍重されてきました。
團助では風味ときめの細やかさに優れ、素材の旨味を引き出す力をもつ『吉野晒し本葛』をこだわりの胡麻豆腐づくりに使用しています。

霊峰白山から流れ出た
清らかな『水』

胡麻豆腐に欠かせない、良質な水。永平寺を流れる水脈は、日本三名山のひとつにも数えられる霊峰白山の雪解け水と言われています。
標高2,702mの白山山頂から流れ出る雪解け水は、長い年月をかけて地層を通り抜け、地中のミネラル分をたっぷり吸収しながら自然に濾過されていきます。 自然の恵みが生み出したこの清冽な地下水は、團助の胡麻豆腐に欠かせない大切な素材のひとつです。